東京学芸大学 A類B類の違い

こんにちは〜☺️

今回はA類:初等教育教員養成課程とB類:中等教育教員養成課程の違いについて,在学生の意見も交えながら紹介していきます。

A類かB類で悩んでいる受験生はこれを参考の一つにしてほしいなって思います。

必ず取るべき教員免許が違う!

最も大きな違いはここです。A類は小学校教諭一種免許状、B類は中学校教諭一種免許状と高等学校教諭一種免許状が取得必須になっています。

A類の人は「小学校の先生になりたい!」と思って入る人が多くて、B類の人は「中学校か高校の先生になりたい!」と思って入る人が多いです。

でも実際は「B類前期入試で落ちたからA類にした」とか「センターが思うように取れなくてB類からA類にした」って人もいますよ普通に。

そんな簡単に進路って変えちゃうんだ〜〜〜 

って思った人!

A類でもB類でもカリキュラム的に小、中、高校全ての免許が取得可能なんです!(個人の頑張り次第です)

だから、あっさり進路を変える人もいます。(個人差あり)

免許の取りやすさが違う

先ほど、どちらの類でも全部取れると説明しましたが、取りやすさは違います。A類は小学校、B類は中、高が取りやすいようにできています。その理由を2つの観点から紹介します。

必修の科目が違う

A類は小学校の全ての教科指導法の授業や、教科研究の授業が必修です。「小学校の先生にはならないし〜」と思っていたとしても必ず履修しないと卒業できません。

一方、B類はその専門教科の授業の必修科目が多いです。音楽科だったら、音楽に関する必修科目が多いというわけです。

だから、A類に入学したら全教科の授業+中高用の授業を履修することで中高用の免許を取得できます。B類に入学したら専門教科の授業+小学校科目を履修することで小学校免許を取得できます。

で、実はA類で中高の免許を取得するのは結構楽なんです。

でもB類で小学校の免許を取得するのはすごい大変そうです。

小学校の先生になりたい人は絶対A類に入ったほうがいいと個人的には思っています。A類でもB類の専門科目の授業を履修できますからね。

教育実習の時期、回数が違う

A類は3年次に附属小学校、4年次に公立小学校にいきます。そして、希望者は4年次に附属中学校か附属高校に行きます。

一方B類は3年次に附属中学校か高校、4年次に公立中学校か高校に行きます。そして希望者は3年と4年の間の休みに附属小学校にいきます。

このように、実習で実践できる場所や回数に違いがあるのです。

教育実習ってかなり得るものが多いのです。これを踏まえて卒業後の進路を考える人も多いと思います。

まあ、免許の取りやすさというより、各校種の先生へのなりやすさが違うかなと私は感じています。

A類かB類かを考えるときはぜひこれを知ってほしいです。

まとめ

A類は小学校、B類は中高ってとりあえずわかってもらえれば嬉しいです。

どちらにするにしてもまずは勉強ですよね笑

あまり悩みすぎず、勉強してください。

専攻や入学年によっては違いがあるかもしれません!

あくまでも私の体験談になります